熊本地震のパチンコ店の状況と店員の対応

熊本地震のパチンコ店
平成28年熊本地震のパチンコ店の災害状況と対応について、私の知る限りのことをお話していこうと思います。

目次

パチンコ店の地震の影響と対応について

今回起きた地震によって、すべてのパチンコ店の営業はできない状態です。

天井が落ちてきたり、台が外れたりしているとの情報を、以前務めていた会社の方から、報告を受けました。

実際に私も熊本に行き、被害状況などをこの目で確認してきました。

パチンコ店の外壁や看板、建物内部が大きく破損し、復旧には相当な時間が必要だということが一目でわかるほどの被害状況でしたね。

外観上は無事だと思われるパチンコ店も中にはありますが、内部はきっと、営業がすぐに再開できるはずはありません。

休業中のパチンコ店がその時、一体何をしていたのか、私が実際に数店舗確認してきたことをこれからお話していきます。

パチンコ屋のトイレを無料開放するサービス

パチンコ店のトイレ
熊本県は、地震の影響により電気、ガス、水道が壊滅状態でした。

この時に何が大変かというと、水の問題ですね。

お風呂も入ることは不可能ですし、トイレなんてまず使えません。
流れないですからね。

でこの時、とあるパチンコ店はこのようなサービスをしていました。

そう、

パチンコ店のトイレを無料サービスで解放すること

です。

私は思いました。どうやって、水の確保をしているのかと…

店員に話しかけてみると、バケツや大きな容器に、川や池などから水を汲んでいると言っていました。

店員の行動を見る限り、確かに男性従業員と思われる店員が水の確保を行っていましたね。
今回訪れたパチンコ店は、店舗の外にもトイレが完備されていたため、このようなサービスを始めたのだとおもいます。

店舗内に入る場合は、二次災害などの危険があるため、一部店舗のみの対応でしょうね。

パチンコ店の駐車場を避難場所にするサービス

パチンコ店の駐車場
熊本県は九州という土地柄、立体駐車場と同時に平面駐車場も完備しています。

この平面駐車場がどのパチンコ店も本当に広いです。

よって、この駐車場を車中泊の方へのスペースとして多くのパチンコ店が開放していました。

そう、家に住むことができなくなった方が非常に多かったですね。1週間、2週間と車生活を余儀なくされた方を多く見かけました。

夜になると、たくさんの車が駐車場を使用していました。一人で車中泊をするよりも誰かが近くにいたほうが安心できるメリットもあると思います。

この時、店員は不定期とはいえども見回りを夜通し行っていましたね。

パチンコ店の店員の給料はどうなるのか

パチンコ店の給料
私の以前務めていた法人では、基本的に、5割程度の保証がありました。

これは、東北の震災の時の教訓を活かし、この制度が登場したと聞いています。

また、この制度はアルバイトの方への手当てとなるようでした。

また、店舗ごとに募金をおこない、災害の手当とは別に給付金のようなものが一部法人ではあったと聞いています。

営業再開にむけて

復旧に向けて、パチンコ店も計画を立てます。しかし、業者はアパートやマンションといった家庭からの復旧を行うので、パチンコ店は後回しですね…

一部、パチンコ店専門の業者もいますが、ほとんどは県外の業者に委託をしたのではないかと考えています。

また、店舗内がひどい状態であれば、遊技台もダメでしょう。

そうなると、建物とは別に新たな台の確保なども必要です。

果たして、関連会社が動くのでしょうか?

また、警察はパチンコ店の申請を許可するのでしょうか?

いろいろな疑問がありますね。

また、内部を改装するとなると、多額の費用がかかります。

島設備を立て直すとなると、500万程度から1000万近くかかります。

たった、40台分の島設備だけでもこれだけの費用がかかります…

これが何箇所になるかによって、軽く新築マンションは買えます。

これを考えると、閉店する店舗もでてくるでしょうね。

オープンしたからといって、決して楽な道のりではない

東北の震災時もそうでしたが、比較的早くオープンできたお店もありました。

そこでまっていたものは、やはりお客様の厳しい声でした。

「不謹慎だ」とか、言われることは覚悟の上で、どの店もオープンしています。

地震がなくても、世間はパチンコ店に冷たいので、致し方ない部分ですね。

ですが、パチンコが非現実的な空間になるのであれば、それで私は良いと感じています。

働くにしても、会社は動かないし、店はやってないしを考えれば、パチンコを打つことで、今の現状を少しでも忘れることができますよね?

そこで思うことは、パチンコ屋の店員も生活があり、家族があり、仕事をすることで時間を忘れることができます。

だからこそ、そっとしてあげてほしいです。

もしかすると、身内に不幸がある場合も考えられます。

そう、考えると、どちらが不謹慎になるかわかりません。

平面駐車場も、ゴミが多く投げ捨てられていました。まだ、営業が再開していない店舗なので、おそらく避難者のものです。

また、トイレ利用の水を汲んだり、駐車場の清掃をしたり、家のことを後回しにしたり、そうやって仕事をしている店員がいたということを考えてあげて欲しいですね。

元店員だった自分として

言葉がうまくまとめられないまま、パチンコ店の現状を書いてみました。

私は、元店員という立場に今はいます。

だからこそ、辛い状態だということはわかります。

今回は、熊本に行くにあたって支援物資を運ぶという簡単なボランティアをしました。きっと、一人くらいには役だったと思います。

誹謗中傷はきっとあるでしょう。ですが、パチンコ店の従業員さんも何かの役に立ちたいと思い、地域住民の方へのサービスを始めました。

震災時に、パチンコ店がオープンすることについて、いろいろな意見があります。

それは、誰でもわかります。

でも、その裏側を考えた時、店員さんも被災者です。

そんな彼らを責めることは、だれにもできないということだけは、覚えていてほしいことです。

仕事をすることによって、何かしらが楽になるのであれば、それは大切なこと。

生活もある。今回だけは何も言わず、そっとしてあげてほしい。と、私は考えています。

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